SEを目指す人は大学進学した方がいいか

SEを目指す人は大学進学した方がいいか

Twitterで「大学進学は不要!」「いや進学した方がいい」のような議論がちょっと白熱しました。 (ぼくがフォローしてる範囲なので、IT系エンジニアで上昇志向強い人達が多いです)

ぼくがWEB系のSEになって6年ほどたちますが、 結論としては「大学進学できるならした方がいい」と思っています。

大卒のメリット1 スタートが遅れても追い越せる

ぼくは情報系の学部を卒業していますが、すぐにSEになったかというと、 そうではありません。 当時の研究室でLANを整備していたらネットワークが楽しくなったので、ネットワークエンジニアの仕事ができる会社に就職しました。(自宅でYAMAHAルーターを買ってコンフィグをいじるくらい、ルーター大好き) ですが、困ったことに仙台ではあんまり仕事がありませんでした。

東京への転勤を拒否したらキャリアプランとは違う部署に配置換えされたのもあり、 SEに転職したのが6年前。 今ではバリバリ上流工程やっています。

ぶっちゃけると同世代でもぼくと同レベルの人は数えるくらいしかいません。 だいたい5年で同世代のレベルをぶち抜いてしまいました。

大卒のメリット2 大学で学んだことは役に立つ

大学の勉学はすぐには役に立たないですが、 ある日突然、役に立たせてくれました。

ある日、神が降りてきた

同僚「この赤外線のマウス、別な人につながっちゃうんだけどどうしたらいい?」 ぼく「ああ、チャンネル混戦してるだけだと思うから、一回切断してつなぎ直せばいいよ」

10年以上前のある日の同僚との会話です。 さも知ってる感じで返していますが、ぼく自身は、有線信者なので無線の知識はさっぱりでした。 直後に「なんでわかったんだ??」と大混乱です。

同僚「言ったとおりやったら直ったよ。さすがだね」 ぼく「😅」

役に立つ日が来るかもしれないし、来ないかもしれない

年配の世代に「大学で●●やってこなかったの?」と聞かれたことがあります。 大学の授業で学ぶことは、その時代の時流に沿った知識かというと違います。

大学は基礎教養を学ぶところであり、流行り廃りのある知識よりもっと根底を支える知識です。 役に立つかどうかは生きてみないとわかりませんが、 勉強しなければその機会に出会うことすらない、と思います。

※太宰治の「正義と微笑」の勉学の表現がとてもマッチしています > 学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。

https://dazai.or.jp/modules/novel/index.php?op=viewarticle&artid=115&page=7

これからの時代のITエンジニアの大学進学の是非

Twitterでの意見をざっとまとめると、 - 不要派「これからはフリーランスで稼ぐ時代。大学はいかなくても問題ない」 - 必要派「大卒は一定の処理能力があることの証明になる。有利になるから」

これだけ見るとぼく自身、とてもせっかちなので、今の時代に進学を検討するなら不要派に寄っちゃいますね。 ただ、どちらの意見も「自分はエンジニア職であることに一定のプライドを持っている」と受け取ることもできます。 不要派は「技術に自身があり、時間の大切さを知っている」、 必要派は「体外的な能力の証明がしやすく、評価のベースラインが高くなる」。

少なくとも、大学卒業してなければこの理解をできた自信はありません。 ただ、時流の流れ早い昨今、時間の大切さも身にしみています。

いまもこれからも 「時代の流れを嗅ぎ分けて進む道を決める」 が大事かと思います。